Design and Works


USHIOテラス(Sellingers Rownde)




新駅開業で急速に市街化の進む東広島市寺家地区に建つ木造2階建て連棟型式の全11戸からなる戸建てタウンハウスです。

水路で分断され接道もなく活用が困難な約500坪の休耕畑の再生プロジェクトとしてスタートした計画が約2年の時間を経て今春完成しました。
雁行型の配棟計画により、各戸のプライバシーと独立性を保ち、且つデザイン性にも配慮した”新しいカタチの集合住宅”です。

各戸にはそれぞれ2台の駐車スペースと自転車置き場、宅配ロッカーを確保し、屋根には太陽光パネルも搭載しています。
雁行型配置による余剰スペース(コモンスペース)からはそこに住まう方々の新たなコミュニティーが生まれる事でしょう。

活用の困難な土地を蘇らす一つの手法としての”新しいカタチの集合体”が誕生しました。


建物名称:Sellingers Rownde
建築場所:広島県東広島市寺家
用途地域:第1種住居地域
建蔽率 :60%
容積率 :200%
構造規模:木造2階建て
敷地面積:1,584.56㎡(479.3坪)
     *開発申請上の水路等面積は不算入
工事種別:新築工事

建物用途:タウンハウス(連棟式戸建て住宅)
設計期間:2015年(平成27年)11月~2017年(平成29年)3月
施工期間:2017年(平成29年) 5月~2018年(平成30年)1月
竣工日 :2018年(平成30年) 1月31日
施主  :個人
設計監理:(有)山上聖司建築設計室  担当:山上、奥原
施工  :新興建設(株) 担当:小川、大羽
撮影  :イルカスタジオ  野村和慎


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