Design and Works


段原の家


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計画立案から永い年月を要した“段原地区再開発”の最後の事業エリアに属し、広島東洋カープの本拠地であるマツダスタジアムに通ずる幹線道路に近接し、利便性では市内随一であろうこの場所に2世代の家族の為の住宅が完成しました。
敷地面積が約30坪の狭小角地に2世代の家族がいかに快適に暮らせるかが最大のテーマでスタートしました。
クライアントは50才前後のご夫婦、同居のご両親は70才後半と共に熟成された大人の空間。
要求された空間は実にシンプルです。“山上さん自身が住みたいと思う空間を創ってください。
”……シンプルすぎる!!
少し閉鎖的な玄関ホールから引き戸を開けリビングへ足を踏み入れると、天窓からの光が吹き抜けを通して注ぎ込みます。
狭小地が故、ほぼ敷地一杯に建物を配置してる関係で、将来隣接地に建物が立ち並んだときの採光面を屋根に求めた結果、2階は勿論1階にまで明るい空間が確保できました。
壁面の開口部の位置もさりげなく配慮されています。
何時までも、元気で楽しく快適に暮らしていただく為に完成した“住まい”です。

名称:段原の家
場所:広島市南区
構造・規模:木造2階建
床面積:111.88m2(33.84坪)
設計期間:平成22年7月~平成22年12月
施工期間:平成23年1月~平成23年6月
竣工:平成23年6月28日
施工:福正建設(株) 担当:下新
撮影:野村和慎(イルカ スタジオ)

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