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東広島市内西条町の中心部み位置し、道路向いには大型スーパーが建ち活気ある街並みを形成しています。

1階にＨＩＰＨＯＰ専門店、２階に住居を構え、地下には将来用の多目的スペースを備えた建物です。

施主からの要望は1階のSHOPをメインとし、シンプルでモダンかつ重厚さをも兼ね備えた建物で、 2階の住居も風通しのよい明るい住宅にしたい、将来のメンテナンス性も考慮してください、 との要望からスタートしました。

外観的には、南北に長い北西角地という立地と敷地形状を活かし、南北に長い建物フォルムをさらに 強調すべく建物上下に白いボーダーを連続させ、その中間に横ラインのダークブラウンのルーバーを 連続挿入し、その水平シルエットを完結させました。

このルーバーは住居部分と外部空間とのバッファゾーンを形成するテラスの壁を形成し、風の通リと採光 を確保し、かつ、外部に対しての生活感の排除には効果的な手法として採用しました。
外壁には当初コンクリート打放し仕上げとして計画していたが、2階部分にはシンプルでピュアな白い モザイクタイルで仕上げ、1階部部にはラフなスレート系の天然石を配しました。
　
デザインの基調をなすボーダーは白のフッ素系塗装を採用しました。 1階SHOPの内装は、あくまで主役は商品アイテムという基本に徹し、ダークブラウンとグレーブラックを 基調とし、商品をディスプレーする棚類はナチュラルブラウンとしました。